先月、岡山市南区のお客様から「1階和室の天井が濡れている。2階の台所の水漏れだと思うので修理して欲しい」と修理の依頼をいただきました。
こういったケースの場合
1階の天井裏での漏水の場合は給水、給湯配管の漏れ
あるいは各種排水配管の漏れが考えやすいです。
事前に給水メーターと屋外排水マスを点検して給水漏れや排水つまりがない事も確認します。
給水管が漏れている場合メーターのパイロットを点検する事でおおよその判断ができます。
排水配管が詰まっている場合は一定量の水を流し続けると溢れた水が漏れる事があります。
しかし天井裏から配管の様子を伺ってみたところ、
漏れた形跡なく天井裏はいたって乾燥した状態でした。
給水および給湯配管も保温材が巻かれており
結露水による水濡れの可能性も考えにくいです。
今回の水濡れは給水や排水でもなく雨漏りの可能性が考えられます。
建物を外から眺めてみたところ
一般の建物の比べると雨漏りしやすい要素が幾つかあります。
まずは屋根の庇が短い事が挙げられます。
敷地ギリギリまで建物を寄せて建てられているため本来よりも
屋根庇が充分確保されていません。
そうなれば屋根で防ぎきれない雨水は壁を伝います。
次に各窓にも孫庇が設けられていません。
窓開口部周辺は水仕舞いが重要な部分です。
アルミサッシで建具の水仕舞いがよくても枠周辺の取り合い部分は漏れを起こしやすいものです。
窓上部の孫庇には雨水の浸入を防ぐ目的もあります。
こういった建物では新築当時では問題が無くても経年劣化によるトラブルが出やすいです。
塗装やコーキングの剥がれやひび割れなどの劣化で
窓開口部やサイディング繋ぎ目の水仕舞いが悪くなっている場合
壁に叩きつける雨が降った場合に壁伝いに流れ落ちる雨水が建物内に浸入しやすくなります。
前の週は雨天が続きましたからその影響と考えられる一件でした。
残念ながら水道工事で対処できる要素が無い為、
今回は点検調査作業のみで完了となりました。
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