倉敷市下庄のお客様から井戸ポンプが止まらないという依頼を受けて伺いました。
拝見したところポンプが30秒間隔で運転、停止を繰り返す症状です。
通常井戸ポンプは常時ある程度の水圧を保つようにします。
ポンプを作動させて配管内の水圧を高めた状態で停止して待機していると思ってください。
蛇口を開くと水圧が下がりますから運転を開始します。
蛇口を閉めると水圧が回復しますから運転を停止します。
正常な状態ではこのような動作をします。
ところが水圧を感知するセンサが故障すると誤作動して必要ない時に運転したり
正常な動作をしなくなることがあるのです。
もうひとつの原因はポンプから蛇口までの配管で水漏れを起こしているケース
この場合も配管内の水圧が徐々に下がるのでポンプが運転と停止を繰り返すようになります。
どちらが原因なのか調べるにはポンプ出口にバルブを設けると簡単に調べることができます。
バルブを閉じてもポンプの運転が止まらない場合はポンプ本体になんらかの原因があると考えられます。
バルブを閉じて症状が出ないのであれば配管のどこかで漏れている事になります。
これならお客様自身で原因がすぐに調べられますから
その後に必要な対応も素早くなります。
ただほとんどの場合、このようなバルブを取り付けられていないのが普通です。
その方が手間もかからず材料費も安上がりなうえ
ポンプも配管も新しい内は何も問題が起こらないのが普通だからです。
ところが十数年を経過すると事情は変わってまいります。
ポンプが悪いのか、配管が悪いのか調べるのも一苦労となります。
ある程度年式が古く傷みがある場合は思い切って新品に交換することをお勧めしております。
その上で先ほどの点検用のバルブを取り付け
配管と井戸ポンプの切り離しが容易になる様に施工します。
なぜならポンプが故障した際症状によっては持ち帰って修理する事もあるからです。
このやり方は施工時の手間も費用も少々余分にかかりますが
長年使っていく上で井戸ポンプに掛かる手間と時間を少なくできます。
ただ取り替えるだけでなく運用費を全体で安くなるよう提案させてもらっております。
今お使いの井戸ポンプでご不明な点などあればお気軽にお問い合わせください。
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